ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
5
§1–§3#2
対訳文数
459
日本語 140 · English 92 · 简体中文 94 · 한국어 133
底本
Aristotle. Aristotelis Opera, Volume 3. Bekker, Immanuel, editor. Oxford: Oxford University Press, 1837.
原文データ出典
A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0
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要旨
本書は、夢がどのようなメカニズムで生じ、魂のどの部分に属するのかを科学的・生理学的な観点から探究した論考です。著者アリストテレスはまず、夢が思考や判断ではなく、感覚能力(特に表象能力である「ファンタシアー」)に属することを示します。次いで、感覚器官が刺激を受けた後に生じる「運動の残存」という生理的現象を、視覚の残像や鏡の例などを用いて説明し、感情や病気によって知覚の誤りが生じる仕組みを明らかにします。最終的に、睡眠中に外部からの刺激が減少することで、体内に残存していた運動が感覚の根源へと集まり、それがイメージとして現れるプロセスとして夢を定義します。夢の発生プロセスと、夢を見ない人の身体的要因までを体系的に論じた作品です。
