アリストテレス

アリストテレス · Aristotle

色について

On Colors

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ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter.section
チャンク数
11
§1.1-1.12–§6.19-6.27
対訳文数
916
日本語 290 · English 174 · 简体中文 196 · 한국어 256

底本

Aristotle. Aristotelis Opera, Volume 6. Bekker, Immanuel, editor. Oxford: Oxford University Press, 1837.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、自然界における色彩の発生と変化のメカニズムを物理的・生理学的な観点から探求した自然哲学の論考です。議論はまず、四大元素に結びつく白や黒などの「単純な色」の定義から始まり、それらが光や影、反射と混ざり合うことで多様な「複合色」を生み出すプロセスを解き明かします。さらに著者は、染色技術の観察を通じて物質の微細な孔と色彩の関係を説明したのち、議論を生物の領域へと広げていきます。植物の葉や果実が成熟・乾燥に伴って緑から多様な色へと変化するプロセスや、動物の毛、羽毛、皮膚の色が水分や栄養分の成熟度合いによって変化するメカニズムが、具体的な観察例とともに提示されます。最終的に本作は、自然界のすべての色彩が、水分、栄養、熱、そして光の相互作用という一貫した物理的要因によって説明可能であることを明らかにします。