アリストテレス

アリストテレス · Aristotle

天界について

On the Heavens

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ジャンル
Philosophy
引用方式
book.chapter
チャンク数
62
§1.1–§4.5#2
対訳文数
6,338
日本語 1941 · English 1242 · 简体中文 1276 · 한국어 1879

底本

Aristotle. Aristoteles de coelo et de generatione et corruptione. Prantl, Carl von, editor. Leipzig: Teubner, 1881.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

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要旨

アリストテレスの『天体論』は、宇宙全体の構造、天体、および地上の物質の性質と運動を体系的に論じた、古代自然学の記念碑的な著作です。全4巻からなる本書は、幾何学的かつ論理的な分析を用いながら、当時の天文学や宇宙論の諸説を鋭く検証します。前半では、天界が地上の四元素とは異なる不生不滅の「第五元素(アイテール)」で構成され、永遠に円運動していること、そして宇宙が有限・唯一・永遠のものであることが証明されます。後半では、天球の運動や星々の性質、および宇宙の中心に不動の球体として位置する地球について詳しく論じられます。さらに、地上を構成する四元素(火・空気・水・土)の生成消滅と、それらの固有の運動を支配する「重さと軽さ」の物理学的理論が展開されます。天から地へと至る物理的・哲学的秩序を整合的に描き出した、自然探究の基本文献です。