アリストテレス

アリストテレス · Aristotle

分析論前書

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ジャンル
Philosophy
引用方式
book.part.chapter
チャンク数
123
§1.1.1–§2.2.19
対訳文数
13,094
日本語 3965 · English 2569 · 简体中文 2690 · 한국어 3870

底本

Aristotle. Analytica Priora et Posteriora. Ross, W. D., editor. Oxford: E. Typographeo Clarendoniano, 1964.

原文データ出典

Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0

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要旨

本作は、思考と学問の基盤となる論理的推論(シロギズム)と、それを用いた科学的証明の構造を体系的に明らかにする哲学書である。前半では、前提と結論の関係を規定する三段論法の基礎定義から始まり、第一、第二、第三の格における推論の成立条件や、必然・可能といった様相を伴う混合推論の妥当性を詳細に分類・検討する。また、不完全な推論を第一格に還元する方法や、帰謬法などの仮説的推論の仕組み、議論における誤謬の回避方法についても論じる。後半では、単なる推論を超えた「証明」と「学問的知識」の性質に焦点を当て、前提が備えるべき無媒介性や必然性を論じる。そして、事物に固有の原因を明らかにする中間項(媒辞)の役割を通じて定義と証明の関係や四原因を分析し、最終的には感覚と経験の蓄積から直観(ヌース nous)が普遍的な第一原理を把握する認識のプロセスで締めくくられる。