ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
11
§1–§7#2
対訳文数
975
日本語 291 · English 201 · 简体中文 206 · 한국어 277
底本
Galen. Claudii Galeni Opera Omnia, Volume 7. Kühn, Karl Gottlob, editor. Leipzig: Knobloch, 1824.
原文データ出典
A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0
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要旨
本書は、熱病の「周期(ペリオドス)」や「型(タイポス)」を極端に細分化し、現実の臨床を無視して空論を弄ぶ医師たちを鋭く批判した医学論です。著者はまず、熱病の基本周期を日日熱、三日熱、四日熱の3つに限定すべきだと主張し、これらを超える長期の周期を想定することの不合理性を指摘します。また、異なる種類の熱が重なり合う複雑な状況において、机上の空論に頼るのではなく、固有の兆候から熱の本性を理解することこそが治療に不可欠であると説きます。さらに、熱病の発作時間から重なり合う熱の種類と数を算出するための、ユークリッド幾何学の原理を応用した簡便な数学的計算方法を提示します。最終的に、論敵たちの理論が数学的に自己矛盾を孕んでいることを暴露し、無益な空論に時間を浪費すべきではないという教訓をもって議論を締めくくります。
