ジャンル
Philosophy
引用方式
chapter
チャンク数
4
§1–§4-5
対訳文数
337
日本語 83 · English 76 · 简体中文 77 · 한국어 101
底本
Galen. Claudii Galeni Opera Omnia, Volume 1. Kühn, Karl Gottlob, editor. Leipzig: Knobloch, 1821.
原文データ出典
A Digital Corpus for Graeco-Arabic Studies · CC BY-SA 4.0
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要旨
本作は、最善の教授法と認識の基準をめぐり、著者ガレノスが懐疑主義的なアカデメイア派の立場を鋭く批判する哲学・教育論的著作です。ガレノスは、対立する両論を検討する手法を最善とするファウォリノスの見解に反論し、アカデメイア派が主張する「判断保留」や「把握不可能性」の矛盾を暴き出します。認識や確実な認知を否定しながらも他者に判定を委ねようとする彼らの姿勢を、道具を与えずに作業を強いる大工に例えて論駁します。これに対し、ガレノスは人間に備わった自然な認識基準の存在を擁護し、それを基礎とした技術的・論理的判定こそが真正な教育に不可欠であると説きます。最終的に本作は、極端な懐疑主義を単なる詭弁として退け、プラトン的な教育のあり方の正当性を提示して結ばれます。
