ピンダロス

ピンダロス · Pindar

ピュティア祝勝歌

Pythian Odes

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ジャンル
Poetry
引用方式
poem.line
チャンク数
18
§1.1-1.50–§12.1-12.32
対訳文数
1,925
日本語 602 · English 370 · 简体中文 380 · 한국어 573

底本

Pindar. The Odes of Pindar. Sandys, John Edwin, editor. London: William Heinemann; Cambridge: Harvard University Press. 1937 (reprint).

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

ピンダロスによる『ピュティア祝勝歌』は、デルポイのアポロン神殿のふもとで開催されたピュティア競技会の勝者たちを称える、古代ギリシアの合唱抒情詩(エピニキオン)集です。シチリアの僭主ヒエロンやキレネの王アルケシラスなど、地中海各地の支配者や有力選手たちが主な賛美の対象となります。各詩は、勝者の卓越性(アレテー)やその家系の栄光、都市の繁栄を語りつつ、イアソンの金羊毛遠征やアスクレピオスの医療、ペルセウスの冒険といった壮大な神話を導入して、人間の限界や神々の強大さを対比させます。詩人は勝利の喜びを称えつつも、人間の死すべき運命、幸福の移ろいやすさ、そして中庸と敬虔の重要性を教訓的に説きます。最終的に、人間のはかない命の中に宿る一瞬の輝きと、それを詩歌の力によって不滅の徳として後世に継承していくことの意義を力強く歌い上げています。