ジャンル
Theology
引用方式
chapter
チャンク数
11
§1-2–§17
対訳文数
1,370
日本語 458 · English 247 · 简体中文 306 · 한국어 359
底本
Tertullian. Quinti Septimi Florentis Tertulliani opera, Pars I (Corpus Scriptorum Ecclesiasticorum Latinorum, Volume 20). Reifferscheid, August; Wissowa, Georg, editors. Prague, Vienna, Leipzig: F. Tempsky, G. Freytag, 1890.
原文データ出典
Open Greek and Latin · CC BY-SA 4.0
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要旨
本書は、キリスト教思想家テルトゥリアヌスが、自身の属するモンタヌス派の厳格な断食の実践を擁護し、これに反対する主流派(「魂的な人々」)の飽食と妥協を痛烈に批判した論考です。著者は、人類の最初期の罪であるアダムの原罪が食物の不節制に起因することを指摘し、神との関係回復における断食の重要性を提示します。さらに、モーセ、エリヤ、ダニエルからイエス・キリストや使徒たちに至る聖書の数々の先例を引き、断食や特定の食物を避ける「乾食(制限食)」が、神の恩寵や啓示を勝ち取るための極めて有効な信仰実践であることを論証します。また、断食祈祷の時間延長を巡る対立に対しても、聖書的かつ伝統的な正当性を主張します。最終的に、来たるべき迫害や霊的な戦いに備えるために肉体を鍛え、自己を厳しく訓練する手段として断食が不可欠であることを説き、敵対者の弛緩した信仰姿勢を鋭く告発して締めくくっています。
