← テルトゥリアヌス
テルトゥリアヌス · Tertullian
女性の服装について
On Women's Dress
ラテン語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
ジャンル
Theology
引用方式
chapter
チャンク数
8
§1#1–§2#5
対訳文数
1,408
日本語 403 · English 301 · 简体中文 323 · 한국어 381
底本
Tertullian. Quinti Septimii Florentis Tertulliani Quae Supersunt Omnia, Volume 1. Oehler, Franz, editor. Leipzig: Weigel, 1853.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。
要旨
本作は、キリスト教徒の女性たちに対し、世俗的な装飾や化粧を退け、キリスト教の美徳にふさわしい慎み深い身なりを保つよう促す勧告書です。著者はまず、女性たちがエバの原罪を自覚すべきであると説き、金や宝石などの装飾品はかつて堕天使が不純な動機でもたらした卑しいものであると厳しく批判します。さらに、人工的な化粧や複雑な髪飾りは神の創造に対する反逆であり、悪魔の業に加担することに等しいと警告します。著者の批判は高齢の女性や男性の美容への執着にも及び、真の貞潔(プディキティア)は内面だけでなく外見の質素さにも現れるべきだと主張します。最終的に、世俗の虚飾を捨てて厳格で荘厳な身なりを整えることは、殉教の時代における霊的な備えであり、神への絶対的な従順の証であると結論づけられます。
