ジャンル
Drama
引用方式
line
チャンク数
12
§1-88–§1028-1112
対訳文数
2,237
日本語 749 · English 409 · 简体中文 435 · 한국어 644
底本
Seneca, Lucius Annaeus. Tragoediae. Peiper, Rudolf; Richter, Gustav, editors. Leipzig: Teubner, 1921.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、ペロプス家の一族に伝わる呪いと、アトレウス(Atreus)とティエステス(Thyestes)の兄弟による骨肉の復讐劇を描いた悲劇である。物語は、冥府から呼び出されたタンタロスの影が一族に災厄をもたらす場面から始まる。王権をめぐり弟ティエステスに裏切られた過去を持つアトレウスは、恐るべき復讐を計画し、和解を装って亡命中の弟を呼び戻す。ティエステスは不吉な予感を抱きつつも兄の罠に落ち、饗宴の席で自らの子供たちの肉を喰らわされる。この神をも恐れぬ凶行により宇宙の秩序は乱れ、太陽は天を逆行して暗闇が世界を覆う。最後には、残酷な真実を突きつけられて絶望するティエステスと、復讐の成功を誇り彼を冷酷に嘲笑うアトレウスの姿が描かれ、救いのない結末を迎える。
