ジャンル
Drama
引用方式
line
チャンク数
14
§1-109–§1199-1280
対訳文数
2,385
日本語 808 · English 437 · 简体中文 483 · 한국어 657
底本
Seneca, Lucius Annaeus. Tragoediae. Peiper, Rudolf; Richter, Gustav, editors. Leipzig: Teubner, 1921.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、ギリシア神話に材を取り、不義の愛に身を焦がす王妃フェードラの悲劇を描いた劇作品です。アテナイの王テセウスの不在中、王妃フェードラは義理の息子である若き狩人ヒッポリュトスへの抑えきれない情熱に苦悩します。乳母の説得も虚しく、彼女はついに告白に踏み切りますが、女性を嫌悪し純潔を重んじるヒッポリュトスは激怒して彼女を拒絶します。罪の露見を恐れたフェードラ側は、逆にヒッポリュトスから襲われたと嘘の告発を行い、冥界から帰還したテセウスはこれを信じて海の神に息子の滅亡を祈ります。呪いによって引き起こされた海獣によりヒッポリュトスは非業の死を遂げ、真実を知ったフェードラもまた自らの偽りを告白して自殺を遂げます。最後に残されたテセウスが、引き裂かれた息子の遺体を前に深い絶望と自責の念に沈むところで物語は幕を閉じます。
