ジャンル
Poetry
引用方式
line
チャンク数
8
§1-82–§566-644
対訳文数
899
日本語 309 · English 170 · 简体中文 229 · 한국어 191
底本
Ovid. P. Ovidius Naso, Volume 3: Tristia, Ibis, Ex Ponto Libri, Fasti. Ehwald, Rudolf; Merkel, Rudolph; editors. Leipzig: B. G. Teubner, 1889.
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)
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要旨
本作は、流刑地から自身を執拗に迫害し続ける宿敵に対して、激しい呪詛を浴びせるエレゲイア双行格の詩です。詩人は「イビス(Ibis)」という偽名で敵を呼び、かつての平和的な詩作を捨てて、神々と復讐の女神たちを証人に立てて徹底的な復讐を宣言します。作品の大半を占めるのは、古代ギリシア・ローマの神話や歴史に登場する無数の悲劇的な人物(ソクラテスやラオコーン、プロクルステスなど)の引き合いです。盲目、裏切り、残酷な処刑や不慮の死といった古今東西のあらゆる災厄が敵の身に降りかかるよう、凄まじい勢いで呪詛の先例が列挙されます。最後は、この詩が差し当たりの警告にすぎず、将来的に敵の本名を公表して本格的な告発を行うことを予告して締めくくられます。
