オウィディウス

オウィディウス · Ovid

恋の病の治療法

The Cure of Love

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ジャンル
Poetry
引用方式
line
チャンク数
11
§1-75–§740-814
対訳文数
1,785
日本語 613 · English 375 · 简体中文 398 · 한국어 399

底本

Ovid. P. Ovidius Naso, Volume 1: Amores, Epistulae, Medicamina faciei femineae, Ars amatoria, Remedia amoris. Ehwald, Rudolf; Merkel, Rudolph; editors. Leipzig: B. G. Teubner, 1907.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

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要旨

本作は、破滅的な愛の情熱に苦しむ人々を救うために、その痛手を癒やす実践的な「治療法」を提示する教訓詩です。詩人自身が恋の医師となり、アモル(愛の神)の許しやアポローンの加護を得て、読者である若者たちに様々な教えを授けます。前半では、恋の病に早期に対処することの重要性が説かれ、閑暇を避けて農耕や軍務、旅などの活動に没頭することが推奨されます。中盤に入ると、恋人の欠点に意識的に目を向けることや、複数を同時に愛すること、あえて冷淡さを装うことなど、より具体的な心理的・肉体的技術が提案されます。後半では、孤独を避けて友人と過ごすことや、思い出の品や恋愛詩といった刺激から距離を置くことの必要性が説かれます。最終的に、嫉妬の克服や食事の制御にまで及ぶ多角的な助言を通じて、読者が穏やかに愛を冷まし、心の平穏を取り戻すための道筋が示されます。