オウィディウス

オウィディウス · Ovid

ヘロイデス

The Heroines

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ジャンル
Poetry
引用方式
poem.line
チャンク数
54
§1.1-1.59–§21.165-21.248
対訳文数
8,869
日本語 2772 · English 1806 · 简体中文 2029 · 한국어 2262

底本

Ovid. P. Ovidius Naso, Volume 1: Amores, Epistulae, Medicamina faciei femineae, Ars amatoria, Remedia amoris. Ehwald, Rudolf; Merkel, Rudolph; editors. Leipzig: B. G. Teubner, 1907.

原文データ出典

Perseus Digital Library · CC BY-SA (Perseus の利用条件による)

Humanitext がクローン・再構成し、継続的に更新しています。

要旨

本作は、ギリシア・ローマ神話や歴史に登場する高名な女性たち(および一部の男性たち)が、去りゆく恋人や不実な夫に向けて綴った書簡体形式のエレゲイア詩集です。語り手には、帰還せぬ夫を待つペネロペや、裏切られた怒りに燃えるメーデイア、死を目前にしたディードー、詩人サッポーらが名を連ねています。前半の書簡は女性たちからの悲痛な一方通行の訴えであり、後半はパリスとヘレネ、レアンドロスとヘーロー、アコンティオスとキュディッペーといった恋人たちの往復書簡の形式をとります。それぞれの書簡では、愛の苦悩や孤独、運命の不条理、そして死や復讐への決意が、緊迫した瞬間の告白として情感豊かに描き出されます。神話の壮大な背景の裏で、登場人物たちの極限の心理と揺れ動く情熱が鮮明に浮かび上がる作品です。